小中一貫校について
ご意見
小中一貫校について教育長が町民説明会で将来的に神川中学校に小学校を建設し町内の4つの小学校を統一すると言ってましたが、私は遊具や体育館、小学校の校舎を現存の中学校に増設するのは中学校としてはデメリットでしかないと申し上げました。しかし、町政報告NO14で町長も同様のことを発信していました。
私は小中一貫校自体は反対ではありませんが既存の施設を利用して、小学校と中学校が同じ場所にはならないが、中学校はいまのまま、小学校は青柳小学校に全ての小学校を統一して、小中一貫校にするのがベストだと考えています。町長もご一考お願いいたします。
回答
この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございます。
町では、現在、「神川町立小学校適正規模・適正配置に係る基本方針」に基づき、小中一貫校の構想を進めています。校舎の建設場所を含め、総合的に考える必要があるため、今年度は、外部の専門機関の意見を取り入れる予定です。
また、小学校と中学校の先生が連携して発達段階をとらえた授業のあり方を研究することは大変重要なことだと考え、昨年度から小・中連携の視点を取り入れた授業研究会をスタートしております。
このような事業を行いながら、「より良い学校づくり」を教育委員会と協議しながら研究してまいります。
ご意見
お返事ありがとうございました。
私も小中学校教員の連携は大切だと感じております。私が申し上げたいことはそこではありません。神川中の庭に小学校校舎を建てて一貫校にしようとしていることに反対しているのです。小中の教員が近くにいて連携できるのは理想ですが、神中に小学校を建てるのは中学校にとってデメリットが多すぎます。
例えば校庭は共有ですか? 遊具はどうしますか? 体育館も共有ですか? それとももう一つ作りますか? 教員の数が増えますが駐車場はどうしますか? 等々中学校の限られた土地がどんどん削られてしまいます。
そこで、小学校は青柳小をそのまま利用することがベターではないかと提案しているのです。確かに校舎が離れてしまい連携が少し難しくなりますが、中学校としてのデメリットはなくなります。ぜひご一考お願いします。
回答
前回に引き続き、貴重なご意見をいただきましてありがとうございます。ご指摘の通り、神川中学校の敷地は限られております。メリット・デメリットはもちろんございますが、町としては、指摘されているようなデメリットを解消していく手立てを考えながら、今後の構想について議論しているところであります。
まだ、配置等ははっきりとしたことは申し上げられませんが、現在、関係者等と会議を重ね、様々な施策について検討を進めている段階です。児童生徒数の減少に伴い、小中一貫校設立時には、小中学校とも2クラス並行の規模となることが予想されております。それに伴い、空き教室も増加しますので、そうした場所の有効活用等、空間をうまく利用する形で検討していきたいと考えております。先進の自治体の視察等も行う中で、そうした事例も見てきておりますので、参考にしながら進めてまいります。
ご質問の中でいただいている校庭・体育館の共用と遊具の設置、駐車場の確保等について、具体的な策を今すぐ申し上げることはできませんが、ご指摘していただいたデメリットを解消していけるような方向で、検討を行い、児童生徒にとって、よりよい形を目指していきたいと考えております。
今後も様々な状況を想定し、その解決方法を検討していきたいと考えております。この度は貴重なご意見をいただきまして、誠にありがとうございました。
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更新日:2024年08月13日