平遺跡再葬墓出土土器(町指定有形文化財)

令和3年8月31日指定
所在地 神川町大字下阿久原1088(多目的交流施設展示室)
平遺跡(大字下阿久原)は、縄文時代から奈良・平安時代にかけての集落遺跡です。
指定された再葬墓出土土器(さいそうしゅつどどき)は13点で、弥生時代前期の土器です。
再葬墓とは、遺体を白骨化させた後にその骨を土器に入れて埋納する葬法で縄文時代晩期から弥生時代中期まで東日本を中心に行われていました。
本資料は弥生時代前期末位置づけられ、弥生時代の資料としては埼玉県内でも最古級と考えられます。埼玉県における弥生時代前期の墓制及び人々の文化を考える上うえで貴重な資料と言えます。
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埼玉県児玉郡神川町大字下阿久原1088
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更新日:2021年12月24日