ポリファーマシーについて
ポリファーマシーとは
多くの病気にかかると、複数の医療機関を受診することにより飲む薬が多くなってきます。多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、飲み間違い・飲み忘れ等により正しく薬を飲めなくなることなどから引き起こされる有害な事象のことをポリファーマシーといいます。単に服用する薬が多いことではありません。
なぜ副作用がおこりやすいの?
加齢や病気などにともない、肝臓や腎臓の働きが弱くなり、薬を分解したり、体の外に出したりするのに時間がかかるようになります。また、複数の薬が影響しあい、効きすぎたり、効かなかったり、副作用がでやすくなることがあります。
ポリファーマシーを防ぐには
・お薬手帳は1冊にまとめ、飲んでいる薬の全体が把握できるようにしておく。
・かかりつけ医、かかりつけ薬局(薬剤師)をもち、飲んでいる薬の情報を共有してもらう。
・勝手に薬をやめたり、減らしたりせず、かかりつけ医やかかりつけ薬局に相談する。
・薬が変わった、薬が追加された時は、いつもと違う症状がないか注意する。
・気になる症状がある時は、かかりつけ医、かかりつけ薬局に相談する。
・OTC薬(市販薬)やサプリメント(健康食品)も影響することがあります。それらの服用履歴についてもかかりつけ医、かかりつけ薬局に相談する。
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保険健康課 保険担当
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埼玉県児玉郡神川町大字植竹909
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更新日:2023年09月01日