リサイクル可能なごみの処理、また指定ごみ袋の現状について

ご意見

先日、ごみを処分する際に気がついたことが2点あり、お伺いしたいと存じます。

まず、リサイクル可能なごみについてです。
以前居住していた自治体と比較して、神川町では主に燃えるごみとして処分するリサイクル可能なごみがいくつかあることに気がつきました。
例えば、紙類(書類・ボール紙など)やプラスチックが挙げられます。
これらを分別し、必要に応じてスーパーマーケットやホームセンター等事業者と連携し、「資源ごみ」として処分することができれば、ごみを減らすことができるのではないかと考えております。(既にボール紙については一部事業者が受け入れを行なっていることを確認しております)
現在、リサイクル可能なごみ、特に紙類とプラスチックについて、神川町でのリサイクルの取り組みの現状(課題など)をお聞かせ願えますでしょうか?

次に、指定ごみ袋についてです。
現在、燃えるごみ・燃えないごみはそれぞれ指定ごみ袋による処分が必要となっております。
しかし、ごみ捨て場のごみを見ると、ときどき一般的なごみ袋を包むためだけに指定ごみ袋が使われていることがあるようでした。
分別の問題もあると考えておりますが、一般的なごみ袋で処分可能な自治体もあることを確認しております。
一般的なごみ袋で処分することができれば、ごみ量の削減に繋がり、レジ袋等のリユースにも繋がると考えておりますが、神川町としてはどのように考えているか、こちらもお聞かせ願えますでしょうか?

よろしくお願いいたします。

町内在住の方より

回答

この度は、貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございます。

1. リサイクル可能なごみの処理について

町ではリサイクル可能なごみ(資源ごみ)として、飲料缶、びん類、ペットボトル、スプレー缶を対象として収集を行っております。ご指摘のとおり、紙類やプラスチック類については、資源ごみとして収集を行っておらず、町民の皆さまには、指定ごみ袋に入れて燃えるごみとして排出をお願いしております。
ただし、紙類については、地域のリサイクル団体(PTA、行政区など)により、集団資源回収が行われているため、町では地域のリサイクル団体に補助金を交付しリサイクル団体の育成、また、資源の再利用、ごみの減量化を図っているところです。

また、プラスチック類については、令和4年4月1日から「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環法)」が施行され、これにより、市町村は家庭から排出されるプラスチック使用廃棄物の分別収集について必要な措置を講じるよう努めるとされました。プラスチックの分別収集については、収集方法や処理施設など児玉郡市内で共通する課題もあることから、児玉郡市内で調整、検討しております。

2. 指定ごみ袋について

お手紙にある「ときどき一般的なごみ袋を包むためだけに指定ごみ袋が使われていることがあるよう」というのは、ごみ袋を二重にして無駄に使っているのではないかとのご指摘かと存じます。しかしながら、それは悪臭を防ぐためであったり、ごみの中身を隠すためであったり、理由は分かりませんが、袋が二重になることも場合によってはあり得ると考えております。もちろん、ごみ袋の無駄使いを推奨しているわけではございません。

指定ごみ袋制度については、すでに全国の多くの市町村で導入されており、住民のごみ処理費用に対する意識向上による、ごみの減量化やリサイクルの促進に効果があるほか、収集作業における安全性の確保、ごみ収集所の美観の向上などにメリットがあると言われております。

町では引き続き、指定ごみ袋制度を継続して参ります。

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