さんぽセルの導入について

ご意見1

件名にある「さんぽセル」はご存じでしょうか?ランドセルにキャリアを付けて、転がしていける道具です。

脱ゆとりのために、授業数等が増え、教科書も多くなったと聞きます。ある統計ではゆとり世代と呼ばれている時期のランドセルの総重量の倍近い重さになってるとのこと。

私の子供は神川町内の小学校に登校しています。片道2.5キロ前後を、あの重たいランリュックを背負って登下校しています。 健康や体力錬成のために、ランリュックを背負って行かせることに反対はありませんが、体重が17~8キロしかないのに5キロ近い重さのランリュックを背負わせて歩かせるのは可哀想ですし、姿勢が悪くなったり、首や腰にかなりの負担がかかってしまうと考えられます。70キロの大人で換算すると、20キロの荷物を背負って2.5キ ロを歩くのと同じようなことです。置き勉が認められたそうですが、それでも毎日複数教科があるので、あまり軽くなったと感じないでしょう。

これから夏になり、着替えや水筒もぶら下げてとなると、本当に厳しいと思います。そこで、町からの補助としてさんぽセルを購入し、配ることを提案いたします。個人的に買ってもいいと思いましたが、自分一人がそれを使っていたら笑われたりいじめられたりするんじゃないかと心配になってしまうでしょう。ですから、小学校から◯◯キロ以上の児童に配布し、それ以外の児童には購入補助を出し、誰でも装着可能ですとしてもらった方がいいと思いました。

町内在住の方より

回答1

この度は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

ランドセルにキャリアをつけ、転がしていける「さんぽセル」。小学生が考えた道具であると改めて知り、ランドセルが重いと感じている子どもが増えているのだなと感じました。

大人が使用しているキャリーバッグやスーツケースについては、「手を離したすきに動いて、相手にぶつかってしまった」「階段や段差のある所は運びづらい」などの話を聞くことがあります。

また、ランドセルは「背負うことによって児童の負担が軽減できる」「両手が自由に使える」といった長所があります。雨の日に傘をさしたり、横断歩道で手をあげたりした場合に、さんぽセルでは手がふさがってしまい、体のバランスが取りづらくなり転倒などの危険性が増すことも考えられますので、町として一律での「さんぽセル」の利用を推奨することは考えておりませんのでご理解ください。

ご意見2

恐らくネットで最初に出てきた内容を軽くお読みになり、なるほどこんな商品あるんだなと思われたと思います。しかし、返信内容を確認したところ、恐らくあまりさんぽセルについてお調べにならず返信されたのだと感じました。

その理由として、雨の日に傘をさすから手が空かないとのことですが、さんぽセルはだった(原文ママ)数百グラムの商品で、使用しないときは取り付けたランドセル(ランリュック)に収納可能なんです。雨の日や、逆に背負った方が楽な時は簡単に収納できるものになっています。

確かに背負うことによって負担が軽減できるという部分は否定致しません。しかし、児童の体格に比して、かなりのパーセンテージになっているあの「重たい」荷物により、姿勢や骨格の形成に影響してしまうと言うレポートもあるくらいです。
転ぶ時にさんぽセルを持ちながら転ぶでしょいか?(原文ママ)いえ、普通転ぶ時は手を離して両手を前に出し、受け身を取るような形で転びます。あれを引いているからといって、危ないことはないと考えます。

恐らく、はなから導入については検討なされていないでしょう。財政等も関係しますし理解はできます。

でも、もう少し真摯に一意見に向き合ってもらいたかったと感じております。

回答2

回答に対するお返事ありがとうございます。

町としては、○○様に今回ご指摘いただいた点につきましても念頭に置いて検討いたしました。使用する際の安全性等について、○○様のおっしゃることは一つのご意見として理解できます。しかし、児童により体格や通学路の形状など事情は様々であることから、町として当該商品を一律に導入することや使用を推奨することについては、考えておりません。

児童の通学時の負担軽減については、今後も継続して取り組んでいくべき課題であると感じています。これについては、引き続き各学校と連携し、荷物の内容や持ち帰り方を工夫するなどの対応を検討してまいりたいと思います。

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