人・農地プラン

人・農地プランとは

 「人・農地プラン」とは、農業における人と農地の問題を解決するためのプランです。農家の方々の話し合いによって、今後の中心となる農業者(個人や法人等)や、その中心となる農業者にどうやって農地を集めていくかなど、将来の地域農業のあり方などを定めるものです。

平成23年10月、国において「我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画」が決定され、この計画の推進を図るため、農業振興地域を有する全ての市町村が「人・農地プラン」を作成することとなりました。

神川町においても平成26年2月に「人・農地プラン」が作成されました。また、地域に新たな担い手(新規就農者や後継者など)ができたときや、農業経営を継続できないとして農地を手放す農家が生じたときなど、地域の状況が変化した場合には随時見直すことができ、将来の地域農業の羅針盤の役割を果たすものとなります。

「人・農地プラン」の内容は、次のとおりです

  • 今後の地区の中心となる経営体(個人、法人、集落営農)はどこか
  • 地域の担い手は十分確保されているか
  • 将来の農地利用のあり方は
  • 地区の中心となる経営体とそれ以外の農業者(兼業農家、自給的農家)を含めた地区農業のあり方は(生産品目、経営の複合化、6次産業化など)

「農地中間管理事業」とは

農地中間管理事業は、農地所有者(出し手)から農地中間管理機構が農地を長期に借入れ、農業経営の規模拡大、あるいは農業への新規参入を希望される方(受け手)に必要な農地をできるだけ集約して貸し付けることを目的に、平成26年4月1日から開始されました。埼玉県では本事業を行う農地中間管理機構として、公益社団法人埼玉県農林公社が指定されております。

神川町では「人・農地プラン」の更新に併せて、農地の集積・集約化の手段として農地中間管理事業の有効な活用を図ってまいります。

詳しい事業内容は、公社のホームページをご覧下さい。

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