鯉のぼりと将門伝説

鯉のぼりと将門伝説 矢納

 矢納地区では昔から鯉のぼりをあげません。これには、こんな言い伝えがあります。

 昔、平将門が城峯山に籠っている時、矢納の民家であげた鯉のぼりで、将門の所在が敵方に知れてしまい、敵は鯉のぼりを目標にして戦いを有利に展開し、ついに将門は戦に敗れてしまったというのです。

 それから、鯉のぼりをあげるとその家には不吉なできごとがあると信じられ、矢納では現在も鯉のぼりをあげることは無いそうです。

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