町の歴史

 神川町の西、群馬県境を神流川が流れ、この神流川が形成する扇状地に、私たちの町の多くが広がっています。この豊かな大地は、有史以前から人々の暮らしのステージでした。例えば、南塚原遺跡からは1万5000年前から2万年前と推定される石器が出土し、県内でも大規模な群集墳として知られる青柳古墳群には、270基をこえる古墳の所在が確認されています。また、太平記にも登場する武蔵七党のひとつ丹党安保氏の拠点でもあり、幾多の武蔵武士を輩出した場所でもあります。

 そして近代、群馬県と隣接する神川町が、埼玉県の管轄下となったのは明治9年のことでした。昭和29年には丹荘村と青柳村が合併して神川村が誕生しました。昭和32年に渡瀬村を編入し昭和62年に、埼玉県で41番目の町として町制が施行されました。そして、平成18年1月1日に神泉村と合併し、新「神川町」が誕生しました。現在では、この豊かな歴史文化と美しい自然とをかけがえのない財産として、「生涯学習を基本とした、ふれあいと思いやりのある町づくり」が進められています。

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