卒業! そして始動! 梨農家に (長島協力隊員)

須賀指導農家と長島協力隊
指導農家の須賀さんと握手する長嶋協力隊

3年間の地域おこし協力隊活動を終えた長島正樹さんが2020年4月1日から須賀慶幸さんの梨経営を引き継ぎます。世襲ではない第3者が農業経営を引き継ぐ新たな継承の形が実現しました。

長島協力隊員(2020年3月卒業)は10年以上サラリーマンとして勤務していましたが、農業がしたいといった気持ちが強く「地域おこし協力隊」に応募しました。2017年4月から梨栽培を身につけるため須賀さんら梨農家のもとで3年間研修をしてきました。

須賀さんは8反(8,000m2)の畑で「幸水」「彩玉」などを栽培する梨農家です。自身が高齢となり、息子が農業を引き継ぐ意志がないことから後継者対策としてのこの制度に賛同し、第三者継承が実現しました。

須賀さんは「長島さんは一生懸命取り組んで梨栽培を習得した。お客さんに喜んでもらえるような梨を作ってもらいたい」と話しています。

長島さんは「梨園を引き継いでお客さんに喜んでもらえるよう美味しい梨を作っていきたい」と抱負を語りました。

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